日本家族心理学会第24回大会(東京:立正大学大崎キャンパス)第24回大会(東京:立正大学大崎キャンパス)
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大会記念講演



大会記念講演
「創造と原点回帰:ベイトソン理論と家族療法の発展が紡ぎだす新たな相互作用」
   
   講 師:メアリー・キャサリン・ベイトソン
   司 会:長谷川 啓三(東北大学)
  通 訳:大澤 智子(兵庫県こころのケアセンター)   日  時 : 616日(土) 10:00〜12:00
   会  場 : 立正大学大崎校舎 石橋湛山講堂

「創造と原点回帰:ベイトソン理論と家族療法の発展を結びつけるパターン」


家族療法は、グレゴリー・ベイトソンによる統合失調症の患者とその家族のコミュニケーション研究に端を発した。また、システム論(サイバネティックス)や情報理論を家族問題の解決に演繹することにより、家族療法の基礎ともいえるシステミックな考え方や対人コミュニケーション理論が作られた。本講演の目的は、ベイトソン理論と現代の家族療法の発展との間を結びつける「新たな相互作用パターン」を紡ぎだすことである。ちなみに題目に使われている“結びつけるパターン”とは、ベイトソンの葬儀にてFrit jof Capraが読んだ弔辞の題目である。それはベイトソンが生涯追い求めたものであり、それは言い換えると「関係」と表される。

演者は娘としてベイトソンの理解を深めるための数々の著書を発表しているメアリー・キャサリン・ベイトソン女史である。この講演は、ベイトソン生誕100年記念(実際には4年前だが世界的にキャンペーンが継続される)として家族療法の基礎を作ったG・ベイトソンの功績を、家族療法の発展の流れの中で再認識を行う試みとして位置づけられる。原点回帰することによる家族療法の演繹的飛躍を考えたい。



プロフィール

メアリー・キャサリン・ベイトソン

文化人類学者かつ一般雑誌にて啓蒙を行うライターでもある。思想家として20世紀の巨匠とも評されるグレゴリー・ベイトソンと文化人類学者マーガレット・ミードの娘である。ハーバード大学客員教授、ニューヨークにある文化間学習研究所所長、ボストン大学高齢者・労働環境センター教授。

下の写真右がメアリー・キャサリン・ベイトソン、左は父グレゴリー・ベイトソン





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