大会テーマ
日本家族心理学会員の皆様、お元気にお過ごしのこととお喜び申し上げます。
さて、2007年6月15日から17日の日本家族心理学会第24回大会は、立正大学大崎校舎を会場にして開催することになりました。今回の大会テーマは「Family Life and Science 〜地震・雷・家事・老後〜」です。現在、私たちが家族について関心のあるテーマを考えていくうちにいつの間にか、自然災害と人的災害の問題がやはり怖いということになった次第です。どうかこの題名にかこつけて怖さについて語りましょう。
東京・山手線で品川の次の駅が大崎で、ここから徒歩で6-7分のところに立正大学大崎校舎はありますのでアクセスが非常によいところです。皆様の大勢の参加をお待ちいたしております。
日本家族心理学会第24回大会準備委員会
委員長 楡木 満生
事務局代表 若島 孔文
事務局員 末崎 裕康
(1)会期:2007年(平成19年)6月15日(金)、16日(土)、17日(日)
(2)会場:立正大学 大崎校舎(東京都品川区大崎4‐2‐16)
(1)2007年6月15日(金)
(2)2007年6月16日(土)
(3)2007年6月17日(日)
大会期間中、託児ルームを開設いたします。
・利用にはあらかじめ、予約申し込みが必要です。当日の申し込みは出来ません。
・託児ルームでは、保育士の有資格者が対応いたします。
・託児室利用には、託児料がかかります。料金は現在、調整中です。予約の際にご確認下さい。
・予約は電話(03-5437-8277)またはメール(k_wakashima@ris.ac.jp)でお願いします。
グループ1 (1171教室)
座 長 : 神田直子(愛知県立大学) 三澤文紀(茨城キリスト教大学)
G1-1 『認知症高齢者介護家族の自己対処プロセスの検討』
福間里美(九州大学大学院)
G1-2 『家族イメージと個人の適応感に関する基礎的な研究』
麻喜総一郎(宮城県迫桜高等学校)
G1-3 『リフレクティング・プロセスに関する基礎的研究』
三澤文紀(茨城キリスト教大学)
G1-4 『登校渋りと家庭内人間関係との関わり』
藤巻頼子(富士宮カウンセリング研究所)
G1-5 『家族・親イメージと子どもの行動特徴との関連(1)』
齊藤千鶴(白百合女子大学)
G1-6 『摂食障害傾向と家族イメージの関連についての研究』
中上真由美(愛媛大学大学院)・相模健人(愛媛大学)
G1-7 『青年期男女の独立意識について』
石橋曜子(立正大学大学院)・若島孔文(立正大学)
G1-8 『親子関係における社会的勢力とコミュニケーションに関する研究』
中川明香(文教大学大学院)・野口修司(立正大学大学院)・高橋美緒(川村学園女子大学大学院)・若島孔文(立正大学)
G1-9 『家族構造と社会的勢力に関する研究』
野口修司(立正大学大学院)・若島孔文(立正大学)
G1-10 『統合失調症患者の家族がたどる心理的プロセス』
中坪太久郎(東京大学大学院)
G1-11 『父母の共同的育児観の異同と育児ストレスとの関連』
神田直子(愛知県立大学)・神谷哲司(鳥取大学)・石野陽子(神戸学院大学)
グループ2 (1161教室)
座 長 : 今野義孝(文教大学) 生田倫子(武蔵野大学)
G2-1 『性役割観の差異が母親のストレスに及ぼす影響(1)』
狩野真理(MCR不登校引きこもり研究所)・生田倫子(武蔵野大学人間関係学部)
G2-2 『父親が子どもへのコミットメントを維持する要因』
加藤邦子(日立家庭教育研究所)
G2-3 『女性の心理と少子化』
桂田恵美子(関西学院大学)
G2-4 『中学生をもつ母親の養育スキルと子どもの心理的適応との関連』
渡邉賢二(鈴鹿医療科学大学)・平石賢二(名古屋大学大学院教育発達科学研究科)
G2-5 『「結婚レディネス査定尺度(パートナーズ・テスト)」によるハイリスク・カップルのスクリーニング』
吉川延代(文教大学大学院)・今野義孝(文教大学)
G2-6 『大学生の親子イメージと精神的回復力の関係』
嶋村由紀子(文教大学大学院)・今野義孝(文教大学)
G2-7 『親子関係と友人関係の違いから考える人間関係のマクロ理論』
赤田太郎(龍谷大学大学院)
G2-8 『現代の母親文化モデルの検討A』
笠原和子(横浜高等教育専門学校)
G2-9 『夫方多世代同居家族における葛藤要因の分類』
高橋誠(武蔵野大学大学院)・池亀真司(東海大学大学院)・生田倫子(武蔵野大学)
G2-10 『多世代家族における葛藤解決行動の分類』
池亀真司(東海大学大学院)・高橋誠(武蔵野大学大学院)・生田倫子(武蔵野大学)
グループ3 (1162・1163教室)
座 長 : 大熊保彦(東京家政大学) 松井博史(立教大学)
G3-1 『逆説技法のメカニズムと心理的効果を探る』
小野寺哲夫(ふくしま自治研修センター)
G3-2 『情報回帰速度モデルに基づく家族システム変容について』
松井博史(立教大学)・高野光紘(特定非営利活動法人メンタルコミュニケーションリサーチ)・若島孔文(立正大学)
G3-3 『バウムテストにおける”落下した実”の解釈について』
若林万里子(東京YMCA東陽町センター)・大熊保彦(東京家政大学)
G3-4 『Family System Testの階層性と家族機能との関連』
中見仁美(関西学院大学大学院)・桂田恵美子(関西学院大学)
G3-5 『“なりたい自分”力を援助する』
駒場優子(世田谷区教育委員会)
G3-6 『解決志向の単純思考効果』
須永直人(早稲田大学大学院)・若島孔文(立正大学)
G3-7 『ジェンダー・センシティブ・アプローチに関する一考察』
越道理恵(東北大学大学院)
G3-8 『不登校児童・生徒の再登校に向けた支援に関する研究』
坂口由佳(鹿児島純心女子大学大学院)・丸田なつき(鹿児島純心女子大学大学院)・石井宏祐(鹿児島純心女子大学)
G3-9 『就労支援におけるブリーフセラピーの有効性』
椎野睦(立正大学大学院)
グループ4 (1164・1165教室)
座 長 : 西野美佐子(東北福祉大学) 佐藤宏平(山形大学)
G4-1 『日本と中国における幼児のメディア環境比較研究』
西野美佐子(東北福祉大学)・張明(東北師範大学)・大倉峰雄(東北福祉大学)
G4-2 『同居家族との死別体験と死生観の関連』
三上貴宏(山形大学大学院)・佐藤宏平(山形大学)・長谷川あや(山形大学心理教育相談室)
G4-3 『抑うつ的な大学生のコミュニケーションに関する研究(3)』
長谷川あや(山形大学心理教育相談室)・佐藤宏平(山形大学)・三上貴宏(山形大学大学院)
G4-4 『行動変容を目的とするコミュニケーションにおける受け手の影響』
奥野雅子(東北大学大学院)・太田敦子(仙台市宮城野区役所)・石井佳世(鹿児島県教育委員会)・長谷川啓三(東北大学)
G4-5 『大学生のアパシー傾向と親の養育態度との関連についての研究』
毛利光一(愛媛大学大学院)・相模健人(愛媛大学教育学部)
G4-6 『問題解決における会話に及ぼすリソースの活用効果』
岡本眞理子(志學館大学大学院)
G4-7 『大学生の肯定的自己物語の構造』
久保順也(宮城教育大学)
G4-8 『育児期女性の「個人としての自分」に対する意識の検討』
小野田奈穂(東京大学大学院)
G4-9 『対話前後の対人認知と対話におけるトピックの移り変わりとの相互影響関係についての一考察』
安達知郎(東北大学大学院)
G4-10 『自傷行為の要因に至る一研究』
鏡元(立正大学大学院)
G4-11 『夫のコミュニケーションスタイルと夫婦の心理的満足度』
吉田直樹(久留米大学大学院)
2.事例発表A (6月17日 9:30〜15:30、1172教室) |
CA-1 『離婚における親子の引き離し問題』
事例発表者:須田桂吾(須田心理相談室) 座長:児玉真澄(児玉クリニック)
CA-2 『学生相談における家族へのアプローチについて』
事例発表者:花田里欧子(京都教育大学) 座長:阪幸江(コミュニケーション・ケアセンター)
CA-3 『境界型人格障害の青年とその家族に対する心理療法』
事例発表者:橋靖恵(九州大学) 座長:秋山邦久(文教大学)
CA-4 『犯罪被害者への家族支援アプローチ』
事例発表者:村尾泰弘(立正大学) 座長:水谷久康(三重県立北星高等学校)
3.自主シンポジウム(6月15日 15:30〜17:00) |
S-1(1162教室) 『いじめ問題を斬る』
話題提供者 : 生田倫子(武蔵野大学)
吉田克彦(平塚市子ども教育相談センター)
駒場優子(世田谷区教育委員会)
司 会 者 : 若島孔文(立正大学)
指定討論者 : 長谷川啓三(東北大学)
S-2(1163教室) 『家族イメージ法(FIT)の臨床的応用とその課題』
話題提供者 : 飯島晶子(日本家族カウンセリング協会)
河東田誠子(日本家族カウンセリング協会)
張磊(東京大学)
司 会 者 : 亀口憲治(東京大学)
指定討論者 : 大熊保彦(東京家政大学)
S-3(1164教室) 『個とシステムの架橋を求めてU』
話題提供者 : 久保順也(宮城教育大学)
安達知郎(東北大学教育学研究科)
越道理恵(東北大学教育学研究科)
司 会 者 : 花田里欧子(京都教育大学)
指定討論者 : 佐藤宏平(山形大学)
S-4(1165教室) 『発達障害と家族療法』
話題提供者 : 奥野雅子(東北大学大学院教育学研究科)
三谷聖也(東北大学大学院教育学研究科)
松本宏明(東北大学大学院教育学研究科)
佐藤一暁(鹿児島純心女子大学大学院人間科学研究科)
司 会 者 : 石井佳世(鹿児島県教育委員会)
指定討論者 : 三澤文紀(茨城キリスト教大学)
4.事例発表B (6月17日 9:30〜15:30、1173教室) |
座 長 : 中釜 洋子 ・ 布柴 靖枝 ・ 牛田 洋一
CB-1 『子どもと配偶者の問題に悩む中年女性の事例』
松下眞治(大阪市立生野工業高等学校)・花田里欧子(京都教育大学)
CB-2 『幼稚園での教育相談における専業主婦への家族療法』
岩本正和(鹿児島純心女子大学大学院)・石井宏祐(鹿児島純心女子大学)
CB-3 『予期不安を訴える男性との面接過程』
中村誠文(鹿児島純心女子大学大学院)・石井宏祐(鹿児島純心女子大学)
CB-4 『キレる子どもに悩む母親の面接過程』
高嶋瑛理(吹田市立教育センター)・山本春香(京都府立医科大学)・花田里欧子(京都教育大学)
◇ 座長プロフィール ◇
中釜 洋子(東京大学大学院)
怖がりのくせにやんちゃな次女というのが、家族が幼い私に抱いたイメージだったようです。そのパーソナリティは、有り難いことに歪まずにそのまま伸び、“多様な視点から捉えてみよう”“たくさんのものの見方が出てきたら面白いだろう”という家族臨床に対する関心へと繋がりました。現在は、個人と家族の両方に焦点をあてる心理援助について、実践したり教育をしたり、研究することを生業にしています。
布柴 靖枝(東北工業大学)
現在、東北工業大学准教授・DICT統合カウンセリング研究所所長を勤めながら京都大学大学院博士後期課程で家族システムと個人の精神内界の関係性と家族療法と個人療法の統合のあり方を研究しています。中釜先生とは、アメリカ・ボストンのハーバード大附属病院のカップル・ファミリーセンターで奮闘した「戦友」兼「師匠」です。牛田先生とは、SFAの今は亡きドゥシェーザーやインスーのワークショップなどで度々お世話になりました。どんなコラボになるのか楽しみにしています。
牛田 洋一(ITC家族心理研究センター)
現在は国立医療機関での25年に渡る臨床経験を基に、沖縄県でスクールカウンセラーとして活動しながら、定期的に離島の精神科医療にも関わっている。同時に、沖縄国際大学、名桜大学、琉球リハビリテーション学院で非常勤講師として教育にも携わらせてもらっている。沖縄という極めて文脈依存度の高いシマ社会での家族関係をワクワクしながら観察しての5年目である。
懇親会は、6月16日(土)の18:00から、大崎校舎近くの会場(東京保険簡易会館 ゆうぽうと:東京都品川区西五反田8‐4‐13)で開催します。
詳しくは懇親会のページをご覧ください。
学会総会は、6月16日(土)の13:30〜15:00まで行われます。
(1)大会参加費: 正会員 予約7,000円 当日8,000円
非会員(当日会員) 8,000円
学生会員 4,000円
(2)懇親会参加費:予約6,500円 当日7,000円
(3)ワークショップ受講料:5,000円
振込先:郵便振替口座
口座番号 00110−5−464952
口座名称 日本家族心理学会第24回大会準備委員会
大会に関するお問い合わせ
日本家族心理学会第24回大会準備委員会事務局
〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16
立正大学心理学部 若島研究室内
Tel・FAX:03-5487-3277
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